キンモクセイの同定・覚え方
同定:キンモクセイの特徴はやはり「香り」です。
しかし、花が咲いていない時期は香りはないので、基本的には葉から入るのが妥当です。
特徴としましては@ギザギザであること(鋸歯)(時に全縁のときもある)
A葉が同じところから向かい合って生えている(対生)
見慣れてくると幹からも判別できるようになりますが、まずは葉から判別しましょう。
案外、対生の植物は種類が少ないのである程度暗記してしまえば候補が絞られます。
そして常緑樹であります。
この上記の葉の情報だけでもターゲットとなる種類はかなり絞られます。
アオキ、アベリア、キンモクセイ、サンゴジュ、センリョウ、タイワンレンギョウ、ヒイラギ類、マサキ、主だったものはこれぐらいです。これさえ覚えてしまえば後は分かりますよね?
覚え方:同定が出来れば覚えてしまうことです。まず、香りはいわゆる「トイレの香り」。これは昔の芳香剤の匂いらしいです。そして花の色と小さな綺麗な黄橙色の花。
その次に全体の形を見てみましょう。家庭に植えてあるキンモクセイならば大きいものはほとんどが丸く刈り込んであると思います。
日本には雄花しかないらしく、果実は成りません。
常緑樹なので葉も硬め、小さめな感じですね。
以上を覚えたら、仲間であるギンモクセイやウスギモクセイ、ヒイラギモクセイなどチャレンジしてみましょう。
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