自然環境と健康を考える

ツツジの特徴

特徴:日本では低木の庭木として最も広く用いられており、特に春から初夏にかけての花木としては主要なものの一つです。多くの種類を含み、自生種のほか自然交配種や人工交配による品種があります。
 土質が賛成な日本にうってつけであり、刈り込みに耐え、花つきがよく強健なことも長所で、細根が多く浅根性です。
6月〜8月に花芽分化するようで、肥料、剪定、刈り込みはそれまでにすませておきます。
ツツジには常緑性のものと、落葉性のものがあります。
落葉性ツツジは寒さに強く寒冷地に適しています。エクスバリーアザレアを除いて
、」いわゆる「山の木」で園芸種ではありません。

 

常緑性ツツジの仲間
@リュウキュウツツジ
キシツツツジとモチツツジの交配種
Aオオムラサキ
ケラマツツジとキシツツジの雑種 日照りに強く、樹勢も強健で刈り込みにも耐える
Bキリシマツツジ
雑種。このキリシマツツジをもとにして多くの品種が作出されましたが、それらを総称してクルメツツジと呼んでいます。
Cヤマツツジ
造園上の利用は少ない
Dサツキ
強健で刈り込みに耐え、日当たりでも半日陰でもよく、乾燥しない有機質に富む肥よく地を好みます。多くの品種があります。
Eジャノメエリカ
エリカの仲間は世界で500種類以上。
有機質を含むある程度肥よくで乾かない日照地で強健に育ち、見事な開花が見られます。
Fイワナンテン
渓谷の岩場などに自生する。6〜7月に葉腋から白くて長いつぼ形の花を数花ずつ下げて開きます。冬期に葉が赤くやけると美しいものです。
近縁種にアメリカイワナンテンがあります。葉はやや軟質で4〜5月に開花し、冬期には帯紫色に紅葉します。
Gアセビ
本州以南の丘陵地に広く分布し高さ2〜4mになります。3〜5月の間に穂をなして白いつぼ状の花を連ねて垂下し開きます。
樹勢強健で日照地、半日陰ともによく育ち、成長は遅いがよく葉をつけ徐々に成長します。

 

落葉性ツツジの仲間
@ミツバツツジ
3〜4月上旬頃、葉に先立ち淡紫色〜濃紫紅色の花を枝先に2〜3個ずつ開きます。
弱〜中酸性の火山灰土を好み、乾燥しすぎない弱光線のところが適地です。
Aレンゲツツジ
葉と花が有毒の低木で高さが1〜2mになります。4〜6月の間に葉より少し早く、朱紅色の花を2〜8個咲かせます。
Bドウダンツツジ
高さは1〜9mに達し、4〜5月に新葉とともに枝先に白色のつぼ状の花を数個下げて開きます。葉も小さく、枝も細かく分かれてつき、春の新葉と秋の紅葉も美しいものです。


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