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クチナシの剪定方法

クチナシ

剪定時期:クチナシの剪定で一番難しいのは剪定時期です。これを誤ったため、花を咲かせないことはよくあります。7月と9月に花芽をつけますが、新梢の先に花をつけるのは6〜7月です。ということは刈り込みを行う場合は花後すぐに剪定しなければなりません。
基本的には刈り込みは控えて頂きたいですが、繁茂し過ぎるようであれば、新梢の出る前の春に葉芽を2〜3芽残して間引きと整姿を行います。
上記は矛盾しているように聞こえますが、花の鑑賞を中心に考えるならば、剪定時期は6〜7月の花後、樹木全体のバランスを考えるならば春に間引き中心で剪定と考えれば良いのではないでしょうか。
ちなみに花のことは考えなくて良いというならば、厳寒期(1〜2月)を除けばいつでも良いです。

 

剪定方法:剪定方法は主に間引きです。基本は切り詰めたい時には枝分かれで切るということです。
例えば、一枝から三本の枝が出ているとしたら、真ん中の枝を切ってあげるということです。
とは言ってもそれだけでは綺麗に整姿できないものです。
コツとしては@徒長枝(伸びている枝)は切るAひこばえ(根際などから生えている枝)は切るB飛び枝(乱している枝)は切るなどですが、その他にも立ち枝、密生枝なども間引きしていけば自然と綺麗になっていきます。そうした上であっさりと全体を刈り込んであげると綺麗に仕上がると思います。
しかし、なるべく多く花を咲かせたいという方は刈り込みは避けてください。
枝先に花を咲かせるため、刈り込みという作業そのものが花芽を刈ってしまいます。

 

 

 

 

 

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