植物を管理するとはどういうことでしょう。それは育てる人それぞれの方針によります。そしてもちろん、その植物様々であります。方針とは、枯れないようにそのままで保ちたいのか、殖やしたいのか、花や果実を鑑賞したいのかなどですが、そのためには植物に合った環境を知らなければなりません。また、肥料や害虫の時期を知らなければなりません。それでも「生き物」である以上寿命もあり、病気も発生します。
それを総合的にプロデュースすることが管理でありますが、一番の管理は毎日その植物に話しかけてあげることです。実際に声に出すわけではありません。「今日は暑いなぁ。そういえば、地面乾いているから水をあげよう」とか「花が咲いてきたけど、実はなるのかなぁ」など気にかけるということです。
そのために特性を知って興味を持ちましょう。執拗な水やり、合わない施肥など無駄な作業をしないことも管理です。実際、ブーゲンビレアには水やりは考え物です。マツに化成肥料をやるなどもっての他です。
まずは身の回りの植物の管理方法を下記から調べてください。
まず竹の寿命についてふれますが、モウソウチクでは12、13年、マダケでは13〜16年と言われています。それに比べて道端の竹などはわずか1年ほどで枯れてしまうものも多いようです。すなわち、竹は植え場所、施肥、水やりなどの管理によって、長くも短くもなる代表と言えます。植え付け:時期はバンブー類は夏と秋に...
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植え付け:4月〜5月が良く、花つきをよくするためには十分に施肥をしてから植えるとよいでしょう。繁殖:6月〜7月に挿し木で増やします。ポイント:夏の乾燥を嫌うので、マルチングをします。また、日当たりのよい肥よく土を好み、過湿地や西日の当たる所では徒長したり、花つきがあまりよくありません。大気汚染に弱い...
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マツ科は種類も多く、ここではクロマツを主体とした管理をお話しします。「松」の管理といえば面倒くさいというイメージがありますが、乾燥地にも耐え、やせ地でも大丈夫なので水やりや肥料はそれほど気をつかう必要はありません。しかし、門冠りにすることも多く、樹形仕立ても様々なため、若木のことから樹形を作る必要が...
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クチナシはデリケートな花です。日照にもが半日陰で腐植質に富む粘質土を好み、乾燥と寒風を嫌います。堆肥土地をよく耕して油かすや魚かすを原肥に入れます。追肥としては夏、冬一回ずつ化成肥料と油かすを混ぜたものを与えると良いでしょう。植え付け水はけがいい土かどうかを見極め、なるべく小さな苗を選びます。穴は浅...
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ツツジは世界で600種類以上、日本では40品種以上あり、常緑樹、落葉樹にも分かれています。常緑性としては「オオムラサキ」「キリシマツツジ」「サツキ」「アザレア」「アセビ」「イワナンテン」等、落葉性としては「ミツバツツジ」「レンゲツツジ」「ドウダンツツジ」等が有名ですね。基本的には4月〜5月に開花しま...
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